カード決済が終わりました。
ピエールロティに行きたい私に、ユooは「ファooに案内させるから二人で行ったらいいよ」と言いました。ファooは、学校が休みの時だけ店でアルバイトをしている、高校生の男の子。ウoooは店の出口まで私達を見送り、明日の私の帰国時にも立ち会うと言っていましたが、結局これが最後となりました。
ムスリムにとって聖地のひとつとされる「エユップスルタンジャミィ」にタクシーで向かい、その後は「ピエールロティ」へと登りました。

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 エユップスルタンジャミィの美しいタイル

「ピエールロティ」でファooとランチしようと思いましたが、ラマダン中で、彼は食事はおろか水さえ飲みません。「僕に構わず食べて」と言いましたが、とても食べれるものではありません。アイランだけ飲みながら、彼と話をしました。日本語は話せないので英語での会話です。シャイながらとても感じの良い子で、将来はイスタンブール大学へ進学したいから一生懸命勉強しているのだと言っていました。

最近、このファooも、実は商談の雰囲気作りの「小道具」のひとつだったのだと気が付いています。[純情そうな高校生が、商談中にチャイを運んでくる]
ウoooなど大人の男に混じってかわいい男の子が出入りするのは何となく和み(なごみ)ます。一人旅の旅行者に安心感を与えます。現にコメントを下さった方のお一人が「時々チャイを運んでくる男の子に、ウoooと二人きりではないと思わせた」と書いてらっしゃいます。
賢いファooが、毎日店の商売ぶりを見ていて気が付かないはずはありません。純情そうな顔の下にしたたかさを秘めていたのか、それとも自分は別の道に進もうと思っているのか、果たしてどちらなのか。ファooは反面教師で育ってほしいと、こんな事をまだ考えている私が、一番甘いのかも分かりません。

今でもZ---で客にチャイをふるまっているであろう彼を想像すると、切なくなります。